
ジュエリーを着けっぱなしにしていると
結婚指輪やお気に入りのリングなど、大切な人からの贈り物のリングやネックレスはいつも肌身離さず着けていたいですよね。
シャワー中も、寝る時も、毎日ずっと一緒。というお話はお客様からもよくお聞きします。
ただ、それを続けると大事なジュエリーがどんどん劣化する原因に。
着けっぱなしにしていると何が起こるか、見ていきましょう。
その① 汚れの蓄積
お風呂で一緒に洗っていれば大丈夫、とおっしゃる方がいるのですが、実は水にぬれた後に必須なのが「乾燥」。
表面は拭けても、肌に密着している部分まではなかなか完璧に乾燥しきれません。生乾きの状態が続くと、拭かれなかった水分は皮脂や石鹸、化粧品類の汚れと一緒にジュエリーの裏側部分(石枠など)に溜まってしまいます。
その② せっかくの宝石が輝かない
皮脂などの汚れが宝石の表面を覆ってしまい、キラキラしていた宝石も輝きが鈍くなってしまいます。
特にダイヤモンドは油分になじみやすい「親油性」という性質があります。これにより、輝くために重要な光がダイヤモンドの中に入りにくくなってしまい、白く濁ったような見た目になります。
その③ お肌が傷つく
ジュエリーのなかでもつけっぱなし率が1番高いと思われるのがネックレス。
特に着けたまま寝るのは危険なことも。寝ているときにチェーンが絡まったり、枕やパジャマに引っかかってひっぱられるとお肌を傷つけてしまうことも。
また、チェーンが切れたりとジュエリーが壊れる原因にもつながります。
ジュエリーを大切にするなら、
「ジュエリーは家に帰ったらまず外し、乾いた布や専用のクロスで拭いて保管」
ぜひ、これを実践して長く愛用してください。

