2024年 2月 16日
職人の手仕事「ミル」について
「ミル(Mille)」とは…
指輪の縁や石の周りに、小さな丸い粒を連続して打刻し、粒々とした地金装飾のこと。19世紀のイギリスやフランスのアンティークジュエリーにも良く見られる古典的な装飾技法。
ラテン語で「千の粒」を意味する、「ミルグレイン」からきている言葉です。
光を反射すると小さな宝石を連ねたように繊細な輝きを放ち、手許に華やかさを添えてくれます。
PARCELLE JEWERLYでは職人が手仕事で一粒一粒、時間をかけて施しているため、揺らぎや緊張感、職人の息遣いが全て映し出されます。
機械化や技術の簡略化が進む中、時代に逆行するかのように、100年前と同じようにつくるのは、当時の空気を纏わせたいという想いから。
一本をつくりあげるのに何倍もの手間隙がかかりますが…
それを惜しまず丁寧に仕立てることで、永く愛され続けるものになると信じて私たちは日々、モノづくりに取り組んでいます。